個人的に好きな映画クレヨンしんちゃんヒロインランキングTOP3
最初の記事でなにを書こうか悩みましたが、まずは劇しんといえば個性豊かなゲストキャラクターたち。
その中でもやっぱり印象深いのは、巷じゃボンドガールならぬしんちゃんガールなんて言われているヒロインたち。
世間的な有名どころで言えば、「ブタのヒヅメのお色気」「雲黒斎の野望の吹雪丸」「ヘンダーランドのトッペマ」「カスカベボーイズのつばきちゃん」あたりでしょうか。
現時点で新婚旅行ハリケーンまでの27作品でのヒロインキャラクターは以下の28名
●桜リリ子(CV小桜エツ子)-アクション仮面VSハイレグ魔王
●ルル・ル・ルル(CV紗ゆり)-ブリブリ王国の秘宝
●リング・スノーストーム(CV佐久間レイ)-雲黒斎の野望
●トッペマ・マペット(CV渕崎ゆり子)-ヘンダーランドの大冒険
●ローズ/タケシ(CV郷里大輔)-暗黒タマタマ大追跡
●ラベンダー/ツヨシ(CV塩沢兼人)-暗黒タマタマ大追跡
●レモン/キヨシ(CV大滝進矢)-暗黒タマタマ大追跡
●お色気(CV三石琴乃)-電撃!ブタのヒヅメ大作戦
●後生掛(CV引田有美)-爆発!温泉わくわく大決戦
●指宿(CV田村ゆかり)-爆発!温泉わくわく大決戦
●チャコ(CV小林愛)-モーレツ!オトナ帝国の逆襲
●春日廉(CV小林愛)-嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦
●天城(CV皆川純子)-嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード
●つばき(CV齋藤彩夏)-嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ
●ジャクリーン・フィーニー/ジャッキー(CV渡辺明乃)-伝説を呼ぶ 踊れ!アミー
ゴ!
●マタ・タミ(CV堀江由衣)-ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者
●ビクトリア/四膳良子(CV後藤邑子)-オタケベ!カスカベ野生王国
●金有タミコ(CV釘宮理恵)-超時空!嵐を呼ぶ オラの花嫁
●スノモノ・レモン(CV愛河里花子)-嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦
●しょうがの紅子(CV渡辺直美)-バカうまっ!B級グルメサバイバル!
●スマホ/フランシスカ(CV指原莉乃)-オラの引越し物語 サボテン大襲撃
●カロリーナ(CV坂本真綾)-オラの引越し物語 サボテン大襲撃
●貫庭玉サキ(CV川田妙子)-爆睡!ユメミーワールド大突撃
●シリリ(CV沢城みゆき)-襲来!!宇宙人シリリ)
●玉蘭(CV潘めぐみ)-爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~
●インディ・ジュンコ(CV小南晴夏)-新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~
一部、ヒロインといいつつも女性じゃなかったり味方じゃなかったりしますが、独断でノミネートしました!
因みに誰もノミネートされなかった作品は以下の5作品。
●嵐を呼ぶジャングル
●伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃
●嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!
●嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
●ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
ジャングルはかすかべ防衛隊とアクション仮面、ケツだけ爆弾はシロ、宇宙のプリンセスはひまわり(ボインダとキンキンはノミネートするか迷ったけどさすがにヒロインではないかなと落選)、ロボとーちゃんはひろし(ロボとーちゃん)に焦点を当ててるからヒロイン不在だったのでしょうか。
こうみると、3分ポッキリは劇しんの中でもかなり異質な作品なんだなって改めて思いますね。
さて、それでは本題に戻りましょう。まずは第3位から。
第3位 レモン/嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦
スカシペスタン共和国のスパイ一族の少女。
物語の序盤からしんのすけと出会い、しんのすけと二人での行動シーンも多いレモン。
ちゃんと調べたわけではないですが、全作品中でもしんのすけと接触するまでの時間がかなり早いほうではないでしょうか。
余談ですが、逆に遅いのはおそらく金矛の勇者のマタかなと思う。そのせいか、マタってかなり印象の薄いヒロインのイメージ。
登場シーン自体もかなり少ない。キャラデザは好きなんだけど、もったいない。
今回ランキングをつけるにあたって、しんのすけとのパートナーらしさにもポイントをおいてみました。レモンはこのパートナーらしさが最もあるキャラクターの一人ではないでしょうか。
しんのすけをスパイとして育てるため、ふざけるしんのすけに振り回されながらも淡々とつっこみを入れながら徐々に絆を深めていき、最後には正義のコンビとなる姿はまさに最高のパートナー。
もう一つポイントとして、ヒロインキャラクターが成長していく姿が見られるというところにもポイントをおいてみました。
合鍵として利用するためにしんのすけをずっと騙していたレモンだが、そんなレモン自身も国と家族に実は騙され利用されており、それを知ったレモンは国と家族を裏切り野原一家を助け出す。
任務のためなら嘘をつくのが当たり前だと思っていた少女は、しんのすけと出会い本当の正義を知り、生まれて初めて母親に逆らい、「なんかおかしいよ!大人のくせにわかんないの!」と本音を叫び、スカシペスタンの世界征服計画を止めようとするまでに成長します。
また余談になるが、シリリとレモンはかなり似ていると思います。
厳しい親に育てられ、ある意味で洗脳され育てられてたが、しんのすけと出会い一緒に行動する。そうした中でその自由なしんのすけの姿を見て今までの自分に疑問を抱く、そして最後は親に逆らい打ち勝つ、というところがよく似ている。
そういう意味でシリリも好きなキャラクターの一人なんですが、今回はヒロインということもあってレモンの方をランクインさせました。
さらに、レモンの魅力はスパイということもあってか色々なコスチュームが見られるところにもあります。
スパイスーツ姿、スカシペスタンの正装姿、ヘーデルナ王国民の変装姿、マッチ売りの少女姿、ラストでの金髪青目の本当の姿などなど。
また、しんのすけと一緒にメガヘガデルⅡをバク食いして超ド級のおならをしたり、一緒にケツだけ星人をしたりと愛らしい姿を見られるところも高ポイントでした。
名言集
「私はビシッと決められる。任務もちゃんとやれる。やればできる!」
「私、嘘つくのって普通のことだと思ってた…」
「そうよ!私たちは正義のコンビよ!」
「私、生まれて初めてママに嫌だって言っちゃった!」
「なんかおかしいよ!大人のくせにわかんないの!?こんな変な計画潰さなくちゃ!」
第2位 つばき/嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ
ななこおねいさん、リサ・グレースと並んで、しんのすけが本気で恋した女性の一人としてもよく知られるつばきちゃん。
劇中でしんのすけ自身も言っているのですが、女子高生以上しか恋愛対象じゃないしんのすけは何故つばきちゃんを好きになったのだろう??
これについても色々と語りたいですが、次の機会に譲ろうと思います。
つばきちゃんの魅力は、守ってあげたくなるような可憐さでしょう。
他の作品のヒロインたちは、基本的に強くて闘える女性かつ男性以上に堂々としている。
一方で、つばきちゃんは、ジャスティスラブに支配されたジャスティスシティでいつも怯えながら生きている。
マイクや桶川が痛めつけられているのを、黙ってみているしかできなかった。
ジャスティスラブの屋敷で、みさえとしんのすけが鞭で叩かれたときも、怖くて勇気が出ず物陰に隠れるしかできなかった。
そんな臆病なつばきちゃんが、ある日、決意を固め勇気を振り絞って桶川を助ける。
それからは、機関車の車両から車両へ飛び移ったり、しんのすけを助けるために走っている機関車から飛び降りようとしたり、臆病だったつばきちゃんの成長が見られます。
最後には、ジャスティスラブの巨大ロボに握りつぶされそうになりながら、最大の恐怖の対象であるラブの脅しにも屈せず、みんなを勇気づけるために「目的地はもうすぐだ」と叫ぶ。
勇気を手に入れたつばきちゃんは、同時に明るさも増していて、機関車の中でしんのすけと二人で話すシーンだったり、しんのすけに「すっっごくかっこいいよ!」というシーンだったりは、それまで恐怖に支配されていたときの表情とは全然違っていて、控えめにいってすっっごくかわいい。
そして、夕陽のカスカベボーイズ最大の謎とされる、つばきちゃんは一体何者だったのか?というミステリアスな部分もつばきちゃんの魅力でしょう。
これについてもまた別の機会に話せたらいいなと思っています。
シロ説など色々ありますが、個人的には映画の住人で間違いないだろうと思っています。
ジャスティスシティの住人と春日部から来た住人とでは絵柄が描き分けられていますが(ジャスティスシティの住人の方が少し写実的)、つばきちゃんはどちらかといえばジャスティスシティの住人寄りの絵柄ですね。
そしてこの絵柄も、他の作品のヒロインにはない、つばきちゃんの魅力の一つです。
名言集
「帰りたいっていう気持ちが強いのなら、その気持ちを無くさないで持ち続けてください。」
「(しんのすけ)帰ったら一緒に遊ぼうね!」「(つばき)うん!」
「封印された場所はもうすぐです!頑張って!!」
「しんちゃん!ありがとう!すっっごくかっこいいよ!!」
第1位 貫庭玉サキ/爆睡!ユメミーワールド大突撃
母を亡くした自責の念から悪夢に苦しめらる少女。
悪夢から解放されるため、父親の夢彦とともにユメミーワールドで他人のユメルギーを吸い取って、みんなに悪夢を見せている元凶。
サキも他のヒロインと同じようにしんのすけと出会い成長していく姿が描かれているのですが、他のヒロインと大きく違うのが、成長したことで良い意味で自分の弱さを見せられるようになるところが彼女の魅力。
父親の言いつけで友達を作ることを拒んでいたサキは、周りに対して冷たい態度をあえてとる。
同じように親の言いなりに従順に育ったレモンやシリリと、サキの違うところは、父親がしていることは間違いだとわかりながらも、それに従うしかないと感じながら生活しているところではないでしょうか。
その裏には、父親を悲しませたくないとか、自分は悪い子だからというような自責の念があるのでしょう。
劇中ですごく印象的なのが、父親と二人で朝食を食べるシーンです。
焦げたトーストやポテチが並ぶ質素な朝食を寂しげに食べるサキ。
「おいしいかサキ」「おいしいよパパ」というやりとりがなんとも寂しい。
家の外でのサキは負けん気の強い頼もしい性格なのだが、父親と二人の時はとても寂しそうで不安げな表情をいつもしている。
母親を亡くした寂しさ、自分を思う父親の気持ちも裏切りたくない思い、友達が作れない苦しさ、色んな複雑な感情をこの5歳の少女が抱えているのがよく分かる・・・
かすかべ防衛隊の新メンバーとしてネネちゃんやしんちゃんと友達になったサキは少しずつ変わっていく。そんな中で友達を守ろうと行動するが、うまくいかず結局また友達を失ってしまうサキ。
それでも相変わらず気丈に振舞おうとするサキに、しんのすけが手を差し伸べる。
その優しさに感情が爆発したサキは泣き崩れる。
ユメミーワールドからサキを連れ出すときのシーンは劇しん屈指の名シーンだと個人的に思っています。
サキが初めて笑顔になり、しんのすけに飛びつき、それをしんのすけがしっかり受け止める。
この、しんのすけかっこよすぎるよ。
そこからのサキは、泣いたり笑ったり、ネネちゃんたちに「ごめんなさい」と謝ったり、弱い本当の自分をさらけ出すようになる。
そして、最後にはみんなの助けを借りながら自らの力で悪夢に打ち勝つ。
誰かに倒してもらうのではなく、サキ自らの力で悪夢に打ち勝つところもいい。
名言集
「サキです。これ以上は個人情報だから。」
「私の前でおバカな真似するな!!」
「私たち悪い子仲間だ」
「私の夢はね友達をつくること。やっと叶った。だからパパお願い、もうみんなを巻き込まないで。私を一人にしないで。」
「消えなくていい。私の中にずっといていいよ。私はもう大丈夫だから。」
「今はみんなと遠く離れているけど、またいつか夢で逢えたらいいね。サキより。」
以上、個人的に好きな映画クレヨンしんちゃんヒロインランキングTOP3でした!
劇しんには、もちろんTOP3に挙げたキャラクター以外にも、たくさんの魅力的なヒロインがいます!挙げるときりがないくらいに!
歴史が長い分、多くの作品やキャラクターがいて、きっと皆様にもそれぞれ好きなヒロインっていらっしゃると思います。
私はこのヒロインのこんなところが好きだ!みたいなコメントを残していただければ大変うれしいです!
ー追記ー
初めてのブログで、どう文章をまとめればいいかわからず非常に読みずらかったかもしれませんが、ここまで読んでいただいた方は大変ありがとうございました!
今後も、クレヨンしんちゃんについて色々投稿できたらと思っています!
ありがとうございました!!